度々ブログにも登場する、今や看板犬となっている茶々丸🐶を見ていて、みんなが茶々丸に「触れる」ことで、表情が和らいだりする場面をよく見かけます🍃
そこで人間や動物の「触れる」ことの大きな効果を説明できたらと思います✨
私たちは日々、言葉や表情だけでなく、「ふれる」という行為でも人とつながっています。
中でも、“感情的・社会的な触れ合い(Affective/Social Touch)”には、心や身体にとって大きな意味があることがわかってきました。
触れることで心が安らぐ
人の手でやさしく触れる、背中をなでる、手を握る――
こうした触れ合いは、副交感神経を活性化させ、ストレスホルモンを抑え、不安や緊張をやわらげる作用があります。
これは「セラピューティック・タッチ」とも呼ばれ、緩和ケアや小児医療、精神科の現場でも注目されています。
精神疾患のある方にとっての「ふれる」の意味
うつ病や不安障害などを抱える方は、脳の「心地よさ」を感じる仕組み(報酬系)の働きが弱くなっていることがあります。
そのため、やさしく触れられても「気持ちいい」と感じにくくなることも報告されています。
でも実は、それでも“やさしく触れる”という行為には大きな力があります。
例えば、背中をなでる、手を握る、ハグをするなどの「情動的タッチ」は、
気持ちを落ち着かせたり、自分の身体への意識を取り戻したりする手助けになる可能性があるのです。
こうした取り組みは、安心感や信頼関係の構築にもつながります。
赤ちゃんの頃から始まっている「ふれあいの力」
発達の分野でも、「ふれる」ことの大切さはよく知られています。
たとえば未熟児への“カンガルーケア”(親の肌と赤ちゃんの肌を直接ふれさせる方法)や、新生児マッサージは、心拍や呼吸を安定させ、体重の増加を促すとともに、親子の絆を深める効果があります。
痛みにも効く?「心地よいタッチ」の不思議な作用
興味深いことに、人が「心地いい」と感じるゆっくりとした触れ方には、痛みを和らげる効果もあると考えられています。これは、触覚が神経を通じて脳に伝わる過程で、痛みの信号を抑える働きがあるためです。
人間が「触れる」ことに関する説明が多めではありますが、動物に「触れる」ことでも同じような効果があると言われています。
もし精神的に辛いことがあった時には動物と触れ合ったり、親しい方や気の許せる方と触れ合う事で解決することは多いのかもしれません😌
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